黒い子旅
輸送艦おおすみ型の3番艦
くにさきが入港したので見に行ってきました
おおすみ型は三隻とも呉を母港に活動しているので
横須賀なんかには、なかなか入ってこないかもしれませんね
今回の寄港は、おそらく陸自の鎮西演習と呼ばれる演習に参加した帰りでしょうか…
まだ太陽も昇らない明け方、海面に霧が立ち込めて幻想的な雰囲気になっていました
海水温と気温の寒暖差で見られるけあらしという現象です
艦内の格納庫ですが、90式戦車を十数両、1個中隊を格納できるらしいですね
大震災の時は洋上の活動拠点としてこの広い格納庫が大いに活用されたそうです
艦尾の方を見てみると、LCACは艦の横幅いっぱいでギリギリに格納されていますよ
収容時や発進時は誘導員、艇長双方に相当な練度と技術が必要になりそうですね…
艦尾の様子です
艦首のエレベータの下に補修用の角材が保管されているのがわかりますね
艦内のスペースを無駄なく使うために色々と工夫してますね
上昇の合図のけたたましいサイレンが鳴り響くなかエレベータがゆっくりと上昇していきます
エヴァンゲリオンとかでこういうシーン出てきそうですね
強襲揚陸艦ならそのまま発艦!と行きたいですがこれはあくまで全通甲板に配列する車両や物資、貨物を移動するためのエレベータです
後方の飛行甲板に来ましたが広いですね
バスケやフットサルぐらいなら余裕で出来そうな広さですよ
ちなみにこのおおすみ型武装はCIWSが2基とチャフ発射装置だけで、VLSや対潜装備は持っていないので
戦闘時は他の艦に護衛してもらわないといけません
マストに桜マークが2つの旗が揚がっています
これは海将補が座上している印ですね
海将になると3つになりますよ
艦長のみ乗艦の場合は細長い長旗というものが揚がるそうですね
午前中のみの公開でしたが朝の寒さと、輸送艦という大砲が載ってない非戦闘艦というのもあって
せっかく寄港したのに見学者も少なく、規模的にもこぢんまりとしていて雰囲気は良かったですね
見学者の中に海自に詳しすぎる人がいなければ大満足で帰れたんですがね…
こういう一般公開に行くと必ず、ある特定のイズムとかイデオロギーに傾倒してなおかつ帝国陸海軍、自衛隊・護衛艦マニアという
世間を騒がせる撮り鉄よりも格段に、最強クラスのクサい人間をちょこちょこ見るんですよね
今回もいました
>甲板の感触が気になる
物凄くザラザラで靴底があっという間にすり減るとか、そんな凶悪な加工はされてないように見えました
他の護衛艦の飛行甲板と似たような感触がしましたよ