ちっこい加賀さんの旅
唐突に始まる旅日記。今回は万博鉄道まつり編をお届けします
2日かけて会場入りした為、まずは前編
最初青春18きっぷで移動する予定だったのですが
やむを得ず払い戻す→その後臨時収入があったので
新幹線使って朝から移動となりました
東京駅で、以前博多へ行った時より一本早い新幹線に
座れそうだったのでそれに乗ったら名古屋駅でひかり号に繋がり
あっという間に朝8時に米原駅に到着
正直ココまで早く着くとは思いませんでしたよ
ちなみにこの旅行の2日前にデジカメが壊れてしまったのですが
友人の瘴鶴(仮)が古いデジカメがあるとの事で譲ってくれました
あまりにも早く米原駅についてしまった為
1デイスマイルチケットを買って近江鉄道で彦根駅へ移動します
(金曜日なので買えます。というか金曜日に使えるとは思いませんでした)
目的は勿論彦根城見学。この為に朝早く来たのですよ
豊郷あかねラッピング電車は見られなかかったのですが
豊郷あかねとは違うラッピング電車が現れました
でもゆるキャラではひこにゃんにまず人気等で勝てないと思いますよ?
こうしてチョット遠回りして、8:32 彦根駅に到着
まずは彦根駅みどりの窓口で帰りのきっぷを購入します
彦根駅からは彦根城を目指して歩きます(1.3km)
大通りをまっすぐ歩き護国神社前の交差点に着いたら
左に曲がり、後はそのまま道を歩けばお城入口前に着きますので
ここまでで迷う事はないでしょう
そしてひこにゃんの置物がお土産屋等で姿を見せるようになってきます
佐和口前に到着。ココで左右どっちから天守に行くかを選択しますが
玄宮園がある右ルートを選択。しかしコレが誤りであった事に後で気がつくのです…
事前に全く下調べをしていなかったので庭園かな?としか思いませんでしたが
ココ国宝に指定されている庭園だったんですね
真ん中付近にある鳳翔台(画像左上)まで行きます
ココではお金500円を払えば茶菓子が食べられるようでした
ココで「この先通れますか?」と別の方に聞かれたので
「行き止まりで通れないですよ」と答えて右ルートへ迂回
大変気になる建物があったので入口を探しますが
残念ながら立ち入り禁止となってて入る事は出来ませんでした
(画像左上から2番目~一番下)
北方向への抜け方が分からなくて多少迷いましたが
何とか玄宮園西券売所に到着。ココから黒門券売所を目指します
ココまで何かかなり長い距離を歩いたような気がしましたが気のせいでしょう
ようやく天守が見られるぞ!と黒門券売所で気合いを入れ直します
天守への道を見た時「コレ登るのかよ!?」と
思わず声に出してしまいました。
この時小田原城が頭に浮かんできましたが
あの天守までの道のりのキツさを余裕で超えております
黒門ルートは勾配がキツイ&道がジグザグで足場も悪い為
天守へ一目散に行く時はオススメ出来ないですね
というか登っても登っても天守の姿が全く見えてこないんですけど
城壁&入口が見えましたがまだまだ先があります
画像一番下は井戸曲輪というものらしいですがよく分かりませんでした
そしてココを登り切った先にやっと天守の姿がお目にかかれます
ココまで登るの本当にシンドかったよ…何度後ろによろけて倒れそうになった事やら
天守に着いたのでまずは天守そのものを撮影
周囲の景色と桜の木・ハリボテひこにゃんを撮影した後は
いよいよ天守の中に入ります
この段階で体にガッツリダメージを受けておりますが
それでも天守の中に入らないと城に来た意味が無いと
個人的には思いますので天守の中に移動します
天守入口の階段を見てイヤーな予感がしましたが…
松本城と同じじゃねぇか!階段の勾配がとにかく急角度でした
天守内に入って最初からこれですからねぇ(画像上から2番目)
城は一般的な建物で言う所の二階が一階に相当するようで
入口は地下一階と考えると現在いる階層が分かりやすいのかなと思います
画像真ん中は二階→三階への階段ですが、その角度は何と60度!
一階→二階への階段の角度が62度で、コレが一気に連続で来るんだから
シャレにならないキツさです。階段の一段の長さが40cmも無かったのが救いでしたが…
(この点では松本城天守の方が、上に上るのはキツイかなと思いました)
最上階の景色と隠し部屋を撮影した後は天守を後にします
まさか小田原城と松本城を合体させた構造の城だとは思わなかったよ彦根城…
お土産屋でひこにゃんのクリアファイルを買います
時間的にひこにゃんショー第一部に間に合いそうだったので落ち着いて降ります
天守までの正規のルートも中々キツイようですが
足場がシッカリしている分黒門ルートよりはマシだと思いました
降りる途中で天秤櫓があったので中に入ってみましたが、中には特に何も無し
何とか地上に着くと生ひこにゃんが登場済みだったので撮影
佐和口券売所付近で現在位置が分からなくなってしまったので
券売所の人にに聞いて、現在の位置を確認して彦根駅に戻りました
さらば彦根城!正直キッツイ見学だったよ…
足が棒のようになったまま彦根駅まで歩きましたが
駅前にある(有)八千代店で最初のグルメタイム
謎の名物料理「ひこね丼」を食べるのが目的です
このひこね丼、どういういきさつで出来た食べ物なのかが
調べてもよく分かりませんでした。B級料理という位置づけかな
食べられるお店が限られていますので事前にチェックしておいて下さい
具材の組み合わせも謎ですが、レシピが一応公開されているようです
まさに謎料理なのですが、そこそこ美味しかったです
そして彦根駅を探索。外に豊郷あかねのヘッドマーク付車両が見えたので
近くに行こうとしましたが近江鉄道ミュージアム内にあり
入る事が出来なかった為ズームで強引に撮影。そして待つ事12:25
瘴「お待たせしました加賀さん」
彦根駅で友人の瘴鶴(仮)と待ち合わせをしていたのでした
ココからは二人で行動。近江鉄道に乗り豊郷駅に到着
加「櫓にようこそ聖地って書かれてますけどアレの事ですよね?」
瘴「私に言わせないで下さいよ」
豊郷町といえばアニメけいおんの舞台のモデルで一躍有名になった町
アピールの仕方が半端じゃないのがとてもよく分かりました
加「鷲宮(久喜市商工会)より力の入れ方が凄いかも」
瘴「アニメけいおんは大ブレイクしましたしね」
加「原作は好きですがあそこまでブレイクするとは思いませんでしたよ
とりあえず旧豊郷小学校まで案内して下さい」
という事で歩いて旧豊郷小学校に向かいます
加「看板のとよさと!!の文字が密かに凄いですね」
余談ですが豊郷駅は今年の2月をもって無人駅になってしまいました
豊郷町といえば飛び出し坊やの看板
加「あちこちにけいおんバージョンの看板がありますね」
瘴「泉こなたや初音ミクもあるそうですよ」
加「らきすたと初音ミクはけいおんと関係ないがな」
瘴「それだけ町おこしに力を入れてるという事なのだと思いますよ」
これだけ力を入れてるから故にけいおんファンの方達に
愛される町になったのだなと思いました
歩きながら豊郷小学校前を通り過ぎます
加「校舎をジロジロ見てると不審者だと思われますよ」
瘴「そうでした…今日は平日でしたね」
二人とも有休を取って鉄道まつり前日に来ています
そして目的地の旧豊郷小学校に到着
まずは観光案内所へ移動
ここで2年前に発売されていた豊郷あかねキラキラクリアファイルを探しますが…
加「残念ながら無いようですね」
瘴「2年前に出たモノですから無くても仕方が無いでしょうね」
最初のミッションクリアならずという事で観光に切り替えます
瘴「POPの作者はらぐほのえりかですか」
加「すくりぞも連載終了しちゃったからけいおんの次にはならないでしょうね」
加「このメッセージカードの集いは鷲宮神社の模倣でしょうな」
瘴「鷲宮神社の方は全部痛絵馬でしたな」
加「ファンの交流としてはアリになるんでしょうね」
加「グッズの寄贈品が凄い多いですな」
瘴「バンドセットもありますよ」
加「楽器は値段6桁行くモノもあるのにに太っ腹なファンもいるんですなぁ」
瘴「使っていいようなのでキーボードを触りますね」
ギターも側にシッカリアンプが繋いでてありました
ただドラムは即叩けるようにセットされているわけではないので
叩きたい場合は観光案内所の人に声をかける必要があるかもしれません
加「銀魂グッズは見なかった事にしましょう」
2階に上るとけいおんのグッズとPOPスタンドがお出迎え
加「スゲーなホント。まるでミュージアムじゃん」
加「以前来た時とPOPスタンドの絵柄が変わってる気がしますよ」
加「気のせいじゃないですかね?原作は何年も前に終わってますしね
折角なので校舎内にも入りましょう」
という事で旧校舎に移動します
加「床がやたらと滑りますな」
瘴「軽音部部室を再現した教室はこちらですよ」
加「ムギが持ち込んだティーセットまで再現してるのかよ!
ココまでやるとは…ホント凄いよ豊郷町」
瘴「ムギがいなかったら軽音部が成り立ちませんからねぇ」
旧校舎音楽室はちょっとしたステージになっており
実在の高校の軽音部などがイベントで演奏する事があるようです
音楽室を撮影したはずなのですが何故か画像が見つかりませんでした
加「名残惜しいですがそろそろ電車が来る時間なので
豊橋駅に戻りましょう」
大変楽しかった旧豊橋小学校見学でした
来た時と違うルートで豊郷駅に向かうと
加「何か神社がありますね。軽く撮っていきましょう」
瘴「時間が無いので急いで下さいね」
という事で撮りますが
加「規模的には黒磯神社の方が大きいですね。
ヤバい!時間ギリギリになりそう!」
時間ギリギリだと八日市行きのホームに行けなくなる為
早歩きで移動して何とか豊橋駅に到着
(八日市方面のホームへは、渡り廊下を踏切で塞がれてしまうのです)
そして次は八日市駅に向かいます
14:08 八日市駅に到着
加「スタンプ捺印のリベンジをしますよ」
今やってる鉄道むすめスタンプラリーはコンプ済みですが
豊郷あかねのスタンプが綺麗に押せていなかったので
リベンジしたかったのです。しかし…
加「何か上手くインクがスタンプについてくれないですね」
瘴「ハンコを磨いたらどうですか?」
捺印部分をティッシュで拭いてから3度目の捺印
加「やっと綺麗に押せました」
時間が無いのでその後近江八幡駅行き乗り場へ移動
瘴「豊郷あかねじゃないですか!」
加「ラッピング電車だ!でもヘッドマークは豊郷あかねじゃなかった」
純正のラッピング電車ではなかったので、豊郷あかねのヘッドマークは着いていませんでした
瘴「何かメチャメチャ揺れるんですが…」
加「ガチャコン電車の仕様ではないかと」
黄色い車両は基本的にボロいのでかなり激しく揺れます
ココまで激しく揺れる電車もそう無いとは思いますが…
次に行く場所は嵯峨嵐山駅。しかし…
車掌「次は嵯峨嵐山~嵯峨嵐山~」
加「降りますよ。って何で寝てるんですか!?」
瘴「イヤ何となく…」
加「太秦駅の時点では起きていたでしょうに!」
瘴鶴(仮)は降りる駅で寝てる事が多いので私は寝られないのです
どこでも寝られるタイプではない為寝付けないというのもありますが
こうして15:43 嵯峨嵐山駅に無事到着
嵯峨嵐山駅からトロッコ嵯峨駅に移動します
加「嵯峨ほづきの新クリアファイルを買いますよ」
瘴「万博鉄道まつりで買えばいいじゃないですか」
加「現地の駅で買うのがいいんですよ!ココは譲れません」
という事で新クリアファイルをGETしてミッションクリア
気になってた事があるので店員に質問
加「ジオラマ店内売店の営業時間は何時までですか?」
店員「16時までですね。トロッコ列車最終便が出発したら閉店になります」
加「ありがとうございます。ヤッパリ先に来て正解でしたよ」
瘴「ジオラマが17時まで開いてるからそこまでは大丈夫だと思ってましたよ」
加「スタンプ捺印時間が16時までだったから気になってたのよね」
ココで私の目的は終了。瘴鶴(仮)のターンが始まります
瘴「まずは竹林の小径に行きたいです」
加「それはいいんですが…曲がる道間違えてない?」
ココスタンプラリーの時に通ったルートだし」
瘴「適当な所で曲がれば何とかなりますよ」
初っぱなからルートを間違えますが何とか入口に到着
加「見渡す限り竹・竹・竹と凄い数の竹ですな」
瘴「まぁこれだけなんですけどね」
加「う~ん…それならトロッコ嵐山駅まで歩きましょう」
トロッコ嵐山駅が近づいてくる旅に竹の密集度が増してきます。
しかしトロッコ嵐山駅まであと少しという所で…
加「スマン、彦根城でダメージをうけた足であの坂を登るのは無理だ」
瘴「次は渡月橋に行きましょう」
竹林の小径から渡月橋までは近いのでそのまま歩きます
瘴「人が多いー!」
加「観光地ですから仕方のない所でしょうね」
実際かなりの観光目的外国人達がいました
そして渡月橋に到着
加「橋が赤色じゃないのが残念ですね」
瘴「橋を含めた全体の景色が魅力の場所ですよ」
加「ココは秋が一番景色の見応えがありそうですな」
渡月橋を流れている川は勢いが激しいので
水には近寄らないようにしましょうね
ココで瘴鶴(仮)のターン終了
加「折角なので嵐電嵐山駅に寄りますよ」
という事で嵐電嵐山駅インフォメーションセンターへ移動
加「アレ!福王子ひかるのPOPスタンドが新しくなってますね」
瘴「初めて来たけど嵐電嵐山駅ってこんな感じなんですか」
加「スタンプラリーで来た時もこんな感じだったね」
瘴「嵐電で京都駅に出られないんですか?」
加「調べてみたけどどの最寄り駅からもJR嵯峨野線の駅まで
結構歩くから嵐電で京都駅に行くのは向いてないね
大阪モノレールに乗るなら嵐電で西院駅に行くと速いけど」
瘴「結局ココから嵯峨嵐山駅に戻らないとダメなんですね」
(京都の地下鉄は考慮していません。
乗り場が分からなくてハマる可能性がありますしね)
インフォメーションセンターで福王子ひかるのパスケースを買って、嵯峨嵐山駅に戻ります
嵯峨嵐山駅から近江八幡駅に戻ります
加「行ったり来たりでスイマセンねホント」
瘴「どうあがいてもココを最後にしないとダメだから仕方が無いですよ」
そして18:30 近江八幡駅に到着。行き先は…
加「1度かね安で食べてみたかったんですよね」
という事で瘴鶴(仮)御用達のかね安へ到着。早速中へ入りますが…
加「料理の値段高!店の外観からは全く想像出来ない値段ですよ」
瘴「焼肉丼は安いから(1200円程)大丈夫ですよ」
店長「ウチは近江牛メインの店だからメイン料理はこの値段になっちゃうんだよね
遊びで焼肉丼作ったら話題になったけど、全然儲からないんだよね」
との事。どう見ても外観は大衆食堂なのにギャップが凄いお店でした
料理の見た目は画像の通りですが、結構美味しかったです
瘴鶴(仮)とは途中までは一緒ですが
泊まるホテルが私と違う為、京都駅でお別れ
加「明日一緒に行動出来ないので和泉こうみのクリアファイルが
あったら買って置いて下さい」
瘴「ヤッパリアッチを先に行くんですか?」
加「そのつもりできっぷを買いましたしね」
瘴「それではおやすみなさい」
加「明日寝坊しないようになー」」
私が明日行こうとしてる場所は後編に書きます
瘴鶴(仮)と別れた後は福知山駅に向かいます
園部駅から先は電車の本数がガッツリ減る為
福知山行きの発車時刻を調べておかないと泣きを見ますので注意
福知山駅は駅そのものはデカいわりに
駅周辺にはヤマダ電機しか無いという何ともいえない駅でした
南口は国道9号に出ないと食べ物屋も無い感じです
といってもココにはニコニコカプセルホテルという
超格安で泊まれるカプセルホテルがあるので今回はココで一泊します
(実は瘴鶴(仮)がよく利用してるホテルだったりします)
ただこのホテル、タオルとアメニティグッズが有料なので
それらは持っていった方がいいでしょう(その分宿泊費が安い)
後ロッカーと寝る場所が同一フロアな為、耳栓が必須です
何はともあれ明日も4時に起きないといけない為
サッサと着替えて眠りにつくのでした
前半のおまけ。といっても別記事になりますが
石山ともかのスタンプも綺麗に押せてなかったので3月31日にリベンジ
ピンポイントで石山寺駅に行き台紙に綺麗に押せたので
さぁ帰るかと思ったら尼崎で火災発生→琵琶湖線上りが
60分の遅延と悪夢の出来事が…
米原駅に16時までに行けたので何とか帰宅出来ましたが
ヘタしたらホント帰れなくなる所でしたよ
(ちなみに一日全く現金を使わない長距離の旅になりましたが
でもこんなにシビアかつピンポイントで移動する旅はあまりやりたくないですね
青春18きっぷ+Suica+自薦に食料を用意して凌いだ)
~ 万博鉄道まつりへの旅・前編 完 ~
ちっこい加賀さんの旅