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2018/02/27 お太り様総合 スレより転載

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 誰の得にもならないナスの缶切りレビュ~
 ~~旧日本陸軍の秘密がいま明らかに!?~~

 (なおナスがテキトーこいて書いてるだけなので誤り等がある場合がございナス。学校で言いふらした場合恥をかく可能性がございナス。あらかじめ謝罪いたしナス)

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 缶切りと言ってもいろいろございナスが一般的なのは
 ・回転式(缶の中央に穴をあけてそこを中心に切るタイプ、今ではあまり見ない)
 ・歯車式(ペンチみたいな形の。電動式や缶の胴を切るタイプもあり)
 ・梃子式(シンプル)
 でしょうか?
 ではナスの机まわりにある缶切りーズを見てみナス

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 はい、基本梃子式ナス(歯車式は汚れやすいのと質が悪いと壊れやすいのであまり信用してないナス)
 梃子式にも「直角タイプ」と「一枚板タイプ」(ナスによる分類)がありナスね
 ナスの感覚では
 ・直角タイプ:缶への引っ掛かりがよく使いやすいけどちょっと形が複雑で洗いにくい
 ・一枚板タイプ:缶への引っ掛かりは劣る(特にカギが摩耗してまるまるとかなりふあじ)けど形状が単純で洗いやすい
 ナス

 ナスはいま机の周辺に置きっぱなしで清掃はティッシュで拭う程度という前提で一枚板のいいの(カギがしっかりしてるの)を探してナス

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 さて、ここで問題になるのがコレクチオンアイテムとして持ってる旧日本陸軍の初期型の官給折り畳みナイフの缶切りナス
 形状的には一見一枚板タイプの梃子式っぽいナスがどうも缶のふちに引っかかるべきカギがない?
 前からちょっと不思議だったけど、どうやって使うナス?コレ?

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 ナスの知ってる限り日本陸軍の官給折り畳みナイフには大きく2つのタイプがあるナス
 ・初期型:本編の主人公
 ・後期型:押りたたみ式の直角型缶切り付属(ナスも2~3本持ってナスがみんなログアウト中)
 後期型は分かりやすいけど初期型はどうやって使うのかわからない、ということでいろいろやってみナスた

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 Wikiによると1850年代にはすでに梃子式の缶切りはあったそうナス
 そっちの方が使いやすそうなものなのに、なぜこの形に?
 以下はナスの適当な想像ナスが、梃子式の大前提は「缶のふちが出っ張っていてカギが引っ掛けられる」ことナス
 明治初期の国産缶詰はひょっとして製法も規格もまだあいまいでこの前提が通用しないこともあったのであえてこの形状なのかな、と
 旧型に千枚通しがある(新型で無くなっている)のも一番きつい最初の穴開け用かな、と(実際には千枚通しは使いにくいというか安定感がなくて危なくすらある感じナスが…)

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 と、ここまで書いてからそういえば昔の牛肉大和煮缶の空き缶を持ってたことを思い出して引っ張り出してみたらビンゴ!
 ラベルに年代等は書かれてないナスがフチなし缶!
 しかも小さい缶の方には明らかに回転式で(半端に)開けた跡が!

 http://www.seikan-kyoukai.jp/history/01.html
 によると二重巻締(出っ張ったふちができる)が発明されたのが1897年でそれまでは缶蓋の固定は(とくにアメリカでは)はんだ付けだった模様(欧州には一重の巻締感があったそうナス)
 日本は明治時代に戦争で缶詰が不足した際にアメリカから輸入した話もあるのではんだ付け缶がメジャーだったのかもナス
 たしかにフチなし缶に切り込むなら梃子式の刃の形よりは初期型ナイフの缶切りの方が合理的(梃子式でも無理やり切り込めないことはないけどガイドがないためやりにくい)
 ということで、旧日本陸軍の秘密がまた一つ白日の下にさらけ出されナスた(たぶん)

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#ref(08.jpg,left,nolink)
 以上~
 大事にしたいですね、缶切り

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